2013年4月20日土曜日

nanapi でウェブライター入門

 お小遣いがほしい。そんな安直な理由から、文章を書くことにやぶさかでないボクが、nanapi ワークスで、2ヶ月間Web記事を執筆してみました。そんなわけで、今回はちょっと指向を変えて、nanapi でライターをやってみた感想を書き留めます。

 まず結論から言うと、本格的なライターを目指している方にはあまり向かないと思います。「日常生活に役立つハウツー情報」というのがモットーのようで、かなり細かく記事の書き方のテンプレートが指定されています。もちろん、それは読んだ方がそのまま実践につなげられるようにするため。なのでパソコン関連の記事では、「プログラムの起動」みたいな簡単な操作だけでも、見出しとキャプチャ画面を1つずつ付けてあげないと、差し戻しになることがあります。その分、どこかの誰かが、自分の書いた記事をお気に入り登録してくれるとすごく嬉しいんですけどね。

 記事の単価は、資格や検定などの専門性の高いものなら1000円くらいですが、多くのものは300円以下です。文章を書いてお金をもらうサービスに参加するのは初めてなので、相場はよくわかりません。しかしコツをつかんで、毎日2つほど投稿できるようになれば、毎月2万円弱はらえる計算に。在宅でノルマや時間制限も無しという条件を考えると、なかなか良い方なんじゃないかとも思いますね。

 加えて投稿した記事の採用率もかなり高いのもポイントでしょう。内容が相当ひどいとか、途中で採用記事が募集件数に達してしまった場合は仕方ありませんが、投稿して、編集部からの指摘どおりの修正を行えばほぼ確実に採用しえもらえます。ボクも今までで投稿した43件中、不採用になったのは、たったの1件だけです。確率にして97%以上。これはお手軽ですね。

 一方で添付する画像については注意点も。撮影した写真を、高機能な編集ソフトを使って、少しクオリティの高いものに仕上げてしまうと、「これは本当にあなたが作成したものですか?」と疑いをかけられることがあります。完全にオリジナルである旨を伝えても、承認されるまでには1週間ほどかかることも。なるほど、グレーなものを採用するよりしばらく様子を見て、その間に完全に白な投稿があればそちらを採用するといった魂胆かと・・・思いを巡らさずにはいられませんでした。(結局、採用していただいたんですけどね)また、足成などのフリーの画像素材を取り扱うサイトも重宝しています。

 まあ、春休みが終わって学校が始まると、なかなか執筆に時間を割くことができないですが、自由気ままに毎月の光熱費くらいはペイできたらいいんじゃないでしょうか。ではでは、また次回。